こんにちは。
23/05/20に初めて訪れた美容室でのお話です。
美容室に行く前に、少し代官山を散歩。
代官山はやっぱおしゃれな街で、カフェや服屋さんが軒並み並んでいた。
おしゃれな人もいれば、そうじゃない人も見受けられた。
曇り空だったので、映えはしないんですが、いくつか写真撮りました。
あまり関係ないんですけど、せっかくなので貼ります。笑
街を散歩したあと、
ドキドキしながらも初めて訪れる美容室へ向かい、入室した。
自分「あっ、あのぅ・・・予約したものです・・・!」
スタッフ「あ、はい。荷物預かりますよー」
まあ至って普通の対応だったが、少しイカつい兄ちゃんで、おしゃれロン毛の方だった。
「(これが代官山・・・!)」と内心思ったが、美容室の方達は大概おしゃれだから、まぁ普通かと思ったが、鼓動は収まらない。
待合用のソファに案内され、机の上には写真集が並んでいた。
奥山由介という写真家の最近リリースされた写真集があり、拝見させてもらった。気になっていたので、少し嬉しかった。
奥山由介さん→https://www.instagram.com/yoshiyukiokuyama/
それから間も無くして、席へ案内された。
「自分はダイカンヤマー(意味不明)だ。」と、自分を奮い立たせ。
担当の美容師の方がきた。
帽子を被っているが、後頭部から見える髪の毛は、緑色だった。
加えて、フレームが太いメガネをしていて、暗めのマニキュアをしている男性の方だった。あと、少し大柄で歳もおそらく近い。
パッと見は、少し威圧感のある感じだったが、物腰がすごく柔らかく丁寧だったため、一瞬で緊張が解けた。
会話を進めていく内に、彼の地元は富山県らしく、村八分らしさが今も残る地であるらしい。
見た目からは、元から都会人のように見えたので、以外であった。
人は外見ではないと改めて思った。
コロナが発症したての頃は、とにかく帰省しにくかったらしい。
よその東京の車ナンバーを目撃しようものなら、それは大事な事態らしい。
そんなこともあり、今年3年ぶりにようやく帰省したらしく、嬉しかったと語っていた。
もう少し話を進める中、なぜ美容師になろうと思ったのか聞いてみた。
美容師「小学生の頃は、獣医になりたかったんです。だけど、動物のお世話をするにあたって、自分には色々大変だと気付いたんです。」
” 「でもうちの家系は、中学生までに将来なりたい像を決めなくちゃいけなくて。」
!?
そんな家計あるんだ!?と驚き、珍しく思った。
もちろん、世の中を見れば結構いるのかもしれないけど。
個人的には、そう親から言われても成った人を初めてみたかもしれない。
美容師「そこで、当時通っていた美容師の方に色々救われたことがあって。人と楽しくコミュニケーションを取りながら、カッコよく、あるいは綺麗にできることってすごく素敵だなと思って、美容師になることを決めました。」とおっしゃっていた。
中学生からそこの美容師のお手伝いをして、中学生だからお金は貰えないから、昼飯をご馳走してもらったりしていたらしい。
そのまま高校からは、アルバイトとして採用されたらしい。
それから就職のために上京して、千葉の湘南にある今の別店舗で働いてから、最近代官山へ異動して来たらしい。
ちなみに、彼のお姉さんも中学の時に学校の先生になると決め、今先生をしているらしい。笑
すごい家庭だ。
自分の過去を振り返ると、将来の夢は警察や自衛隊になることだった。
今思うと、真逆のことをしているように思うし、考えられない。笑
何か一つを決めてやり続けられるその姿勢が純粋に羨ましかった。
自分も何か一つのことに夢中になれる何かをずっと探してきたように思うが、
元々結構飽き性なため、長く続かないことの方が多い性格であると気付いている。
だけど、人それぞれ、その時に何かを好き好んでやっていると思えば、
何をやっているかは関係なく、それを通して自分の人生という経験を通し、何かを学び続けているのかもしれない。
そう思うと、一つでも二つでも、その時に熱中できることが何よりも大切であり、尊い存在なのだと思える。
だから、皆結局は同じことだなと思う。
でもやっぱり、羨ましかったりする。
それがまた人、であると思う。
とても言い訳がましい。笑
以上が美容師の方とお話をして感じたことを書いてきました。
人を生い立ちを聞くのって楽しいなと思いました。
少し話が長くなりましたが、今回はここまでにします。
ありがとうございました!
ではではまた。ノシ